6月1日(土)午後2時より、今帰仁村中央公民館講堂にて「百按司墓盗骨問題を考える講演と報告の集い」を地元の今帰仁村で開催します。

2019年5月29日

1928年から29年にかけて、旧京都帝国大学の金関丈夫助教授により、今帰仁村百按司墓から盗骨された遺骨59体。そのうちの26体が現在も京都大学に保管されていて、その返還に関して京都大学は未だに誠意ある対応をしていません。昨年12月にはその返還を求めて京都大学に対して訴訟が提起されました。また、金関助教授が百按司墓などから盗骨し、台湾大学に保管されていた琉球人遺骨63体は、この3月に沖縄に戻されました。
裁判の報告と、講演の集いを開催しますのでこの盗骨問題や、台湾から返還された遺骨の再風葬問題を、百按司墓の地元・今帰仁で皆さんと一緒に考えてみましょう。主催は、琉球人遺骨返還訴訟を支える会/琉球・沖縄。講師は、龍谷大学教授の松島泰勝さん、第二尚氏子孫の多嘉山侑三さんのお二人、裁判の報告は原告の玉城毅さん、亀谷正子さんのお二人です。資料代は300円。

※上記フライヤーの「琉球朝日放送(QAB)」の動画はこちらです。
1.2019年2月6日放送「琉球人遺骨返還訴訟 根底に流れる闇…」

2.2019年3月22日放送「台湾から返った63体の琉球人遺骨」

※この報告会は、開催済みです。報告記事はこちらから。