6月7日投開票の県議選に、本会共同代表/現・西原町議の「よなみね義雄」さんが立候補します。

新たまる年に 百果報(むむがふう) うんぬきやびら

2020年がスタートしました。会員の皆さま、いかがお過ごしでしょうか。今年は、首里城再建をアメに、日本政府が沖縄に対し、植民地主義を丸出しにした差別・抑圧政策を推し進めていくことが予想されます。そのような状況の中、私たち「命どぅ宝! 琉球の自己決定権の会」の存在意義が問われる年となります。

本会の理念をより多くのウチナーンチュに知ってもらい、琉球・沖縄の未来のために、「琉球・沖縄の自己決定権」行使に向け、共に邁進してまいりましょう。

さて、来たる6月7日に投開票される沖縄県議会議員選挙に、本会共同代表のよなみね義雄さんが立候補いたします。よなみね義雄さんは、西原町の皆さんからの厚い信頼を得て、西原町議に9回連続当選し、正副議長も歴任した現役の町議会議員として、西原町のまちづくりの課題に取り組んできました。よなみね義雄さんは、西原町の厳しい状況の立て直しのために、今年9月の西原町長選挙の予定候補者・崎原盛秀さんと連携し、がんばるためにも県議選立候補を決意し、本会の公認候補として選挙を闘っていきます。

また、皆さんご存知のように、よなみね義雄さんは、本会の発足準備時から、一貫して、「ウチナーンチュのことはウチナーンチュが決める!」をモットーに、西原町の問題に留まらず、琉球・沖縄の閉塞感打破のために尽力してきました。

様々な場面で、沖縄のヤマトへの系列化が顕著な昨今ですが、長年、議員を務めてきたよなみね義雄さんは、特に政治の場での系列化による弊害を危惧しています。よなみね義雄さんは、「変えよう沖縄 変わろう沖縄!」「ウチナーンチュは団結しよう!」と呼びかけます。

具体的には、「辺野古新基地建設に反対し、普天間基地の即時閉鎖・撤去、県外移設を!」「水は命の源、PFAS汚染の問題解決!」「琉球人遺骨返還の実現!」「首里城再建はウチナーンチュ主体で!」「働く人々の暮らしを豊かにする県政へ!」など、本会が取り組んできた問題を中心に訴えていきます。

よなみね義雄さんは、中頭郡選挙区(読谷村、嘉手納町、北谷町、北中城村、中城村、西原町)から立候補します。本会の事務所も行動拠点の一つとし、街頭行動や、ビラ配布などを進めていきます。これを機会に、本会の理念や活動をより多くのウチナーンチュに知ってもらえるようがんばりましょう。会員の皆さまのご支援・ご協力を何卒よろしくお願いいたします。

(命どぅ宝!琉球の自己決定権の会ニュースレター第19号より、加筆・修正後、転載)