12月21日(日)連続講座第4回を開催します。講師は上原江吏子さん。

テーマは「帝国主義のもたらした不公平と紛争~アイルランドとパレスチナに見る歴史の清算の必要性ー自己確認と自己決定権の重要さ~」

連続講座「沖縄戦後80年と琉球の自己決定権」の第4回講演会は那覇市出身でアイルランド在住の音楽家、ホプキンソン・上原江吏子さんを講師に招き「帝国主義のもたらした不公正と紛争~アイルランドとパレスチナに見る歴史の清算の必要性―自己確認と自己決定権の重要さ~」について語ってもらいます。

日  時 :12月21日(日)午後2時~
場  所 :当会事務所(宜野湾市普天間2-3-14)
資料代  :500円
※定員は事務所参加が先着40人、Zoom参加は先着100人。
(Zoom参加の方は、当ホームページ内のお問い合わせタブからお申し込み下さい)

音楽を通して平和を願う

上原さんは、1960年生まれ。那覇市で育ち、1982年に琉球大学音楽科を卒業。劇団四季研究所を経て琉球音楽デュオ「真南風」で東京中心に活動後、アイルランドの古謡に興味を持ち、94年に移住。音楽教育をはじめ演劇への出演者・演出家として活動しています。2018年に自ら指導する少年少女合唱団がニューヨークのカーネギーホールでの子供のための合唱組曲初演コンサートに招待されるなど、国際的にも活躍しています。現在も、音楽を通して子どもたちが多様な価値観を受け入れ、平和な社会を担っていくことを願い、指揮棒を振っています。

外からの視点で沖縄と向き合う

沖縄の基地問題や環境問題にも関わり続け、「外からの視点で沖縄と向き合っていきたい」として、家族とともに辺野古新基地建設の現場にも足を運び、抗議活動にも参加したりしています。
また、Okinawa Liberty Project (沖縄をめぐる制度的差別や不公正の是正を目的に活動する多国籍うちなーんちゅ組織) の共同代表も務め、琉球人遺骨の返還問題など世界の先住民との繋がりを働きかけています。

自己決定権はなぜ必要か

当然のことですが、私たちは鏡を見て自分の顔を認識します。では、今私たち琉球・沖縄の地で日米の軍事要塞化が急ピッチで進んでいますが、この事態をどう認識しているのでしょうか。また、私たちは沖縄人を「うちなーんちゅ」として認識し、ヤマト日本人を「やまとぅんちゅ」として区別していますが、それは両者の歴史的関係性という鏡によってより明確になるはずです。
今回の講演ではアイルランドをはじめ広くはヨーロッパなど国際社会という鏡を通して琉球/沖縄が映し出され、考えを深める契機になると思います。
アイルランドやパレスチナ・ガザなど、植民地主義と帝国主義がもたらした不公正と紛争を検証するとともに、琉球/沖縄の歴史を辿りながら自己確認と自己決定権がなぜ紛争解決に必要なのか一緒に考えたいと思います。

※なお、上原さんは現在、沖縄タイムス紙上で「上原江吏子アイルランド便り」を隔月で連載中です。