5月10日(土)、午後2時30分より与儀公園(那覇市)で集会&デモ行進を行います。
沖縄戦から80年 島じまの軍事要塞化を許さない!
1879年日本政府に武力併合され植民地となった我が琉球・沖縄。ありったけの地獄を集めた悲惨な沖縄戦を経て、「祖国日本」という幻想の中「復帰」した。しかし米軍は居座り、米兵による性暴力を始めとする米軍絡みの事件事故、米軍基地由来の騒音による被害、そして環境も汚染され続けている。これでは、経済的自立どころか安心・安全な生活にもほど遠い。
軍事要塞化は植民地主義そのもの
日米の沖縄軍事要塞化の危機的状況は、日本「復帰」によって在沖米軍基地が大幅に削減できると夢想する日本「復帰」論者の目論見が見事に失敗したことを物語っている。
琉球・沖縄とヤマト日本との関係は、人口比で「1対100」の関係にあり、このヤマト国民の90%が日米安保条約・日米同盟を評価している。
私たちしまんちゅ(琉球・沖縄人)にとっての災いの根源である米軍基地や日米の軍事要塞化は、ヤマト国民にとっては安心安全の「砦」以外の何物でもない。明らかに沖縄に対する構造的な差別、植民地主義そのものである。
ヤマト日本との系列化による政治的分断
「1対100」という圧倒的な力関係のなか、日本の国政の場で琉球・ 沖縄の過重な基地負担や軍事要塞化の問題が政治的争点になることはほとんどない。
琉球・ 沖縄の政治が国政与野党の枠組みに系列化され、党勢拡張に駆り出される構図は、まさしく琉球・ 沖縄内部の政治的分断であり、自らの手足を縛る結果となり、この政治形態が、日米両政府にとって沖縄を統治するうえで都合のいいものになっている。
しまんちゅ(琉球・沖縄人)は団結を!
今こそ、私たちしまんちゅ(琉球・沖縄人)は自己決定権と脱植民地を基軸に大同団結し、国際社会と連携して日米の軍事要塞化に歯止めをかけ、誇りと尊厳をもって生きられる自主・ 自立的な琉球・ 沖縄社会の実現をめざして、共に頑張ろう!
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