7月13日(土)午後3時より、浦添市社会福祉センターにおいて、「幻の名著『沖縄の歩み』復刻記念シンポジュウム」を開催します。
岩波現代文庫から「沖縄の歩み(国場幸太郎・著)」が、2019年6月に復刻されました(編者は新川明氏と鹿野政直氏)。この復刻を記念してシンポジュウムを開催します。主催は「沖縄の歩み」復刻記念シンポジウム実行委員会。当会が事務局を担います。
「1950年代、米軍政府の強権的な土地収奪に対してウチナーンチュが政治的立場を乗り越え団結し、米軍を追い詰めた『島ぐるみ闘争』。沖縄の戦後抵抗の原点にもなったその闘争を、米軍占領下で密かに準備・組織化した影の中心人物が若き行動と思想の変革者・国場幸太郎さんでした。
沖縄の日本『復帰』の翌1973年に、国場さんが次代を担う新しい世代に向けて❝これだけはぜひ語り伝えたい❞と出版された幻の名著『沖縄の歩み』の復刻を記念し、その鮮烈な歴史観の現代的意義と忘れられた苦闘を探訪していくシンポジュウムです。
辺野古新基地問題や自衛隊の琉球弧全域への軍備増強など、現在の日米の軍事植民地化に抗して、いかに私たちが琉球・沖縄の未来を切り開くか。
その足跡に学び、みんなで考えてみたい。」
第1部では、基調報告「『沖縄解放論』の継承と課題(新川明氏)」、報告1「私の思想❝遍歴❞における国場幸太郎(仲宗根勇氏)」、報告2「沖縄における非合法、Aサイン業者、マルクス主義(島袋まりあ氏)」の3つの報告を行います。
第2部では、仲里功氏をコーディネーターに迎え、ディスカッションを行います。
時間は、午後3時~午後6時30分(開場は午後2時30分を予定)、資料代は500円です。
場所は、浦添市社会福祉センター3階大会議室(地図)
※終了しましたので、報告記事はこちらです。
ディスカッション
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