2019.04.30.琉球人遺骨返還訴訟を支える会/琉球・沖縄の結成報告集会を開催しました。

2019年4月30日

4月30日に、命どぅ宝!琉球の自己決定権の会普天間事務所で、「琉球人遺骨返還訴訟を支える会/琉球・沖縄」の結成報告集会が開催され、4名の原告を含め35名の参加がありました。この集会は、京都帝国大学助教授金関丈夫が今帰仁村の百按司墓から盗骨した祖先の遺骨の返還を求める訴訟(京都地裁)を、琉球・沖縄で支えるために開催されたものです。

始めに原告の金城実さんが、琉球武力併合前後からの歴史を辿りながら、琉球人遺骨返還訴訟の意義について語り、その後、支える会の玉城和宏事務局長が、この間の活動報告を行いました。原告の亀谷正子さんからは、3月8日の第1回口頭弁論での意見陳述報告があり、原告団長の松島泰勝さんも、140年以上も続く日本による植民地主義を指摘し、この訴訟を支援する組織が全国で結成されていることなどが報告されました。

そして今後の具体的活動として、訴訟支援のお金を集めること、今帰仁村での「お話会」を開催すること、台湾大学から返還された遺骨の再風葬を求める署名を開始すること、などが確認されました。台湾大学から返還された琉球人遺骨について、QAB(琉球朝日放送)が報じています。

また、カンパの振込先はこちらです。口座名義は、①、②とも「琉球人遺骨返還訴訟を支える会/琉球・沖縄」です。
①ゆうちょ銀行及び郵便局からの振り込みは、
(記号)17090 (番号)18748091

②その他の金融機関からは、
(店名)ナナゼロハチ (店番)708 (普通預金)(口座番号)1874809

台湾大学から返還された遺骨の再風葬を求める署名はこちらです。
2019.04.30.再風葬を求める署名